北海道の道路には、本州の人たちからすると一見不思議なものがチラホラと見受けられます。
これは、本州では圧倒的に多い横型に比べて、雪の付着が少ないためです。
また本州に比べてLED信号機も圧倒的に少ないです。
これもまた「雪」が関連してまして、電球式に比べて発熱量もほとんどないため雪を
溶かさないため、吹雪などのときに障害が発生するためです(今ではそれほど問題だと
されていないようですが、現在のアメリカにおける寒波では雪が付着したLED信号機で
苦労していたようです)。
また、都市部から少し離れると道路脇上には赤白の下矢印の標識「↓」があります。
雪のない時季に本州の方を車に乗せているとき、一番に不思議がるのはこれですね。
これは、「車道はここまでですよ」という標識です(「路肩標識」というそうです)。
吹雪になって「ホワイトアウト状態」になると、道路がどこからどこかなのかわかりません。
また吹雪でなくても、そもそもが全てが真っ白になりますので、車道と田んぼの境目も
わかりません。
なので、こういうものがあるんですね。
続いてこちら「停止線」標識。
信号や一時停止の交差点の脇でよく見かけます。
これはおわかりになりますよね。道路が雪に覆われて停止線がどこにあるか
わからなくなってしまうからです。
あと有名なのは「鹿注意」や「熊注意」など各種動物の出現を呼びかける標識。
この標識を見ると「北海道にキター!」と改めて感じる方も多いようです。
冬の北海道では、日中こんなものにも出会うことが出来ます。
とてつもなくデカイです。
これも普通に道路を走っています。
といった風に、道路1つをとってもなんとも不思議な北海道。
こうした文化の違いも面白いものですよ。
ちなみにこの時季、車で走っていると......
後ろはこんな風になります。
ナンバープレートも見えなくなります。
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