東川町には上水道がなく、地下水で住民は生活しています。
ほかの町の小さなお子さんがいるお母さん方には、
「水道代がかからなくてうらやましいね!」とよく言われることがあります。
全くかかってないかというと、東川町に住居を構えるとまず、
地下をボーリングして水の出る場所まで掘らないと水は引けません。
場所によっては10mで出る場合もあれば
40m掘ってやっと出る場所もあります。
ですから最初のうちは費用がかかります。
団地などでは、水を引き込むポンプの電気代として月々支払うところもあります。
金額は本当に少額ですが・・・・
また、団地や住宅街の付近の公園には、手押しポンプがあります。
場所によって形はさまざまで、それらを探して見比べるのも楽しいですし、
特にご年配の方にはなつかしいのではないでしょうか。
私も40代半ばですが小さいころはまだ、この手押しポンプをよく見かけました。
普段手押しポンプは子供たちの遊び場のひとつになっていますので、
ほかの街に住んでいる方にとってこの光景は珍しいのだと思うのです。
災害等の有事の時はその広場にあるこの手押しポンプを利用することにより
水を確保することが出来るのです。
世界に目を配れば水がない、水があっても飲料水にできない場所が
たくさんある中で、水が豊富に確保できるこの東川町に住んでいることは
当たり前のようで すごくありがたいことなのだと思ってしまいます。

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