長瀬スタッフがブログで紹介した1月23日開催した【山とナデシコスノーシュー!】
その中で私は、旭岳姿見駅~下山コースに同行しましたが、
ガイドさんがアテンド中に、ある道具を使って参加者が皆
オッー!と興味を持って見ていたことがあり、
それを今回紹介します。
昼食が終わったころ ガイドの中川さんがおもむろに
折りたたんだスティック状のものを伸ばし始めました。
おっ、ばあちゃんが持っていた折りたたみ杖の蛇腹バージョンだ!
などと何気なく見ていますと、あっという間に伸びた如意棒のようになりました。
ゾンデ棒というらしく、遭難救助の際雪に突き刺してあたりを探るもの。
普段は折り畳まれていてコンパクトですが、アルミパイプ製が主流で
延ばすと長さ3mほどになるそう。
雪崩れで人が埋まっている場所をおおよそ確認できたあと、
その場所をさらに絞り込むためにこのゾンデ棒を突き刺して位置を確認するのが目的。
値段は3,000円台~9,000円程度。
今回はこれを使って積雪がどのくらいあるか調査しました。
ガイドの中川さんも雪崩救助に参加したことがあるとの話。
(残念な結果に遭遇したことはないそうです)
中川さんいわく 雪崩発生から20分までなら生存する確立がまだ高く、
その後は急速に低くなると話していました。
そうこう話しているうちに、どんどん埋まっていき・・・
いや、まだまだ・・・
2.2m埋まったところで地面にぶつかりました。
先程、昼食場所にするため50㎝ほど踏み固めたため
合わせると2.7mとなります。
(ちなみに、その場所に滞在する場合、キチンと踏み固めないと
座った瞬間腰から埋まってしまい、脱出不可能になります。
私が座ったところは踏み固めが甘かったせいで立ち上がることが
出来なくなり、石郷岡スタッフに引っ張り上げてもらいました。
恐るべし、旭岳の新雪!)
それでも今年は例年より雪が少ないということ。
冬山では関係者にはよくある光景なのかも知れませんが、
山ガールさんたちをはじめ
私たちスタッフも貴重な体験を目にしました。
今回の内容は旭岳コースで体験したことのほんの一部です。
2月20日の山とナデシコスノーシューも
旭岳 姿見駅~下山コースの募集定員があとわずかとなりました。
興味のある女性はお急ぎ下さい!
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