本日(12/17)、旭川市の朝の最低気温は、-14℃(AM 7:00)。
東川では、-12.9℃(AM 4:14)でした。
(気象庁より)
連日、かなりを冷え込みを感じさせてくれます、冬将軍さん。
今日の東川の最高気温は、-1.5℃でした!
皆さん、「最低」ではないですよ、「最高」です。
こうした寒い日は、空気に触れていると身が痛くなるような感じになるのですが、
こうした厳寒だからこそ、景観は美しく輝くんですよ。
空気中にも、きらきらと輝くものが見えるんです。
この写真は、名もなき道端の草。
それに付着した空気中の水分が凍結し、このようになっているんです。
よく「霧氷」とか、樹木につけま「樹氷」とか言われるものですが、東川では、
何気ない道端で日常的にこのような光景が見れます。
氷の結晶がハッキリと見える!
この結晶がきれいな六角形を保って見えるのは、-10℃~15℃くらいが最適だとか。
そしてその無数の結晶は、どれ1つとして同じ形のないのです!
アップで撮ってみましたけど、僕のカメラではこの辺が限界です。
この反射して輝く雪。
このような太陽の光がそそぐときは、目もまともに開けられないほど眩しいです。
毎朝クルマで30分ほどかけてくるのですが、自然の移り変わりを、日々の変化を
感じることが出来ます。
この雪もどんどん積み重なり、やがて1m以上にもなります。
その日の気温や風の強さで、砂漠のように雪の風紋が出来あがったり。
昨日たくさんつもっていた雪が、今朝は落ちていたり。
そんな雪たちが次第に溶けて土が見えてくれば、緑が芽吹き始め、農家さんたちの動きが
目に付きます。
田んぼには水が張られ、稲が植えられ。
それが少しずつ少しずつ成長し、黄金色へと変わっていきます。
そして、それらを刈り取るコンバインの姿を見て、しばらくすると再び雪原が広がっていく。
それは、目を向けなければなかなか気づかないもの。
でも、目を向ければ確実に変わっている。
大きな変化は少ないですけど、目に映る毎日の光景が変化していきます。
厳しい寒さが生み出す、幻想的な光景。
日常的にそれが広がる冬の東川。
夏の雄大さとはまた違った"北海道らしさ"を感じることが出来ます。

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