厳寒のひがしかわ

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本日(12/17)、旭川市の朝の最低気温は、-14℃(AM 7:00)。

東川では、-12.9℃(AM 4:14)でした。
                      (気象庁より)

連日、かなりを冷え込みを感じさせてくれます、冬将軍さん。

今日の東川の最高気温は、-1.5℃でした!

皆さん、「最低」ではないですよ、「最高」です。

 

こうした寒い日は、空気に触れていると身が痛くなるような感じになるのですが、

こうした厳寒だからこそ、景観は美しく輝くんですよ。


CA380233.JPG朝の眩しい陽光に、煌めく氷。

空気中にも、きらきらと輝くものが見えるんです。

この写真は、名もなき道端の草。

それに付着した空気中の水分が凍結し、このようになっているんです。

 

CA380234.JPGこれは、それを拡大・アップしたもの。


よく「霧氷」とか、樹木につけま「樹氷」とか言われるものですが、東川では、

何気ない道端で日常的にこのような光景が見れます。

CA380235.JPGしかも!

氷の結晶がハッキリと見える!

この結晶がきれいな六角形を保って見えるのは、-10℃~15℃くらいが最適だとか。

そしてその無数の結晶は、どれ1つとして同じ形のないのです!

CA380236.JPGアップで撮ってみましたけど、僕のカメラではこの辺が限界です。


この反射して輝く雪。

このような太陽の光がそそぐときは、目もまともに開けられないほど眩しいです。

 

毎朝クルマで30分ほどかけてくるのですが、自然の移り変わりを、日々の変化を

感じることが出来ます。

 

この雪もどんどん積み重なり、やがて1m以上にもなります。

その日の気温や風の強さで、砂漠のように雪の風紋が出来あがったり。

昨日たくさんつもっていた雪が、今朝は落ちていたり。

そんな雪たちが次第に溶けて土が見えてくれば、緑が芽吹き始め、農家さんたちの動きが

目に付きます。

田んぼには水が張られ、稲が植えられ。

それが少しずつ少しずつ成長し、黄金色へと変わっていきます。

そして、それらを刈り取るコンバインの姿を見て、しばらくすると再び雪原が広がっていく。

 

それは、目を向けなければなかなか気づかないもの。

でも、目を向ければ確実に変わっている。

大きな変化は少ないですけど、目に映る毎日の光景が変化していきます。

 

 


厳しい寒さが生み出す、幻想的な光景。

日常的にそれが広がる冬の東川。

夏の雄大さとはまた違った"北海道らしさ"を感じることが出来ます。

CA380239.JPG

 

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