現在アグリテック農園では「越冬いもをつくろうファーム」を
体験実施中です。
この体験は、去る5月30日(日)の第1回から来年の3月27日(日)の
第8回までの10ヶ月間に渡って実施される体験です。
翌年にまで渡って長期間で実施される理由は、
自分たちで植え付けて収穫したいもを雪が降る前に土中に埋けて、
越冬させたいもを3月に掘り起こして味わってみようという企画です。
7月25日(日)に第3回の「草管理、土寄せ作業」が行なわれました。
前日は雨模様でしたが、この日は天候にも恵まれて、
参加者の皆さんは張り切って作業に打ち込んでいました。
まず、ひがしかわDE感動体験事務局の中田プロジェクトリーダーより
短時間のじゃがいも講習が行なわれました。
第2回目に説明した「なぜこの時期に土寄せ作業を行なわなければならないか?」
につき再確認の講習となりました。
じゃがいもというのはじつは根ではなく、茎の養分が丸く固まったもので、
茎の性質上、上へ伸びていきます。
土寄せをしないと、じゃがいもが地表に顔を見せ緑色に変色してしまいます。
これを防ぐために行なう非常に大切な作業が土寄せです。
講習の後、まずじゃがいもの周りに伸びた草取りからスタートです。
前回の6月20日(日)に草取りをして以来ですので、
じゃがいもより高く伸びてる草もあり、思いのほか時間がかかってしまいました。
でも、これでしばらくの間栄養分を草に取られることもなく、
じゃがいもはすくすくと育っていくでしょう。
株間に肥料をまいた後、いよいよ土寄せ作業です。
こちらの方は草取りほど時間もかからず、割合スムーズに行なうことが
できました。
ただ、株を挟んで反対側に鍬を入れ土を寄せていく作業も、
じゃがいもの株が相当大きく成長しているため、じゃがいもの葉に
遮られて土が見えにくくなっており、ひと苦労です。
この場合は、じゃがいもの葉を株ごと反対側にそっと倒してやると、
土もよく見えるようになりやり易いようです。
こうして、約2時間の第3回の行程が終了し、最後にアグリテック農園内の
トマト畑で、赤く熟したミニトマトをみんなで味わいました。
次回の第4回目は、アグリテック農園内のじゃがいも、とうきび、トマトなどの
野菜をみんなで収穫し、ジンギスカンを食べながらそれらの野菜を試食する
収穫祭が賑やかに行なわれます。
今から全員が心待ちにしています!!

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