さて、いきなり質問ですが、じゃがいもは実でしょうか?
じつは、あれは「茎」なんですよ!
じゃがいもは、地中から芽が出てくるわけですが、芽が出てくるとあれは
全て茎です。
そして、じゃがいも自体は、その茎自体が養分を蓄えて固まった「塊茎(カイケイ)」と
呼ばれるものなんです。
皆さん、知ってましたか? 僕は知りませんでした。
なので実、ではありません(ちなみにジャガイモも実は別になります)。
あと、じゃがいもについてもう1つ驚いたことが。
じゃがいもというのは、芽が出て大きくなると「土寄せ」という、周囲を土で覆ってしまいます。
これをなぜするのか?
「種いも」から「芽」が出て上に伸び、それが「茎」になり、その茎の塊がじゃがいも、
となると・・・・・・
そうです。種いもよりも上にしかじゃがいもが出来ないからです。
下に向かって伸びていく茎はないですからね。
写真の一番下の塊が、種いもです。
ほら、きちんと上にしか出てませんよね。
茎の塊りじゃがいもになるのなら、その茎が 種いもよりも上にしか
ないとなると、
できたじゃがいもは、すぐに地表に顔を出してしまうわけです。
そうしてしまったら、もう大変。日光が当たることで、緑色に変色してしまい
そこには大量のソラニンが・・・・・・とても食べられるものではありません。
ということのないように、じゃがいもの栽培には「土寄せ」という作業が
欠かせないわけです。
これで皆さん、1つ賢くなりましたね!
おかげさまで、わたしも賢くなりました。
農作業をしていると、今まで知らなかったことがたくさん知ることが出来ますよ!
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