標高2,291mの旭岳。そこには1,100mの旭岳温泉から、1,600mの姿見の池付近をつなぐ
ロープウェイがあります。
この付近は、大きな樹木がありません。
でも、ちょっと下ると、ポツリポツリと樹木の姿が見れます。
こここそが、"森林限界"なんです。
このように先頭を切って、ダケカンバ(白樺によく似た木)がはえています。ここが境目、
つまり、「亜高山帯と高山帯」との境界線なんですね。
そんなところをスノーシューを履いて散策出来るんです!
ちなみに、これは日本アルプス中央部では、2,000m以上の高域とほぼ同じ、という気候です。
そんなところに、ロープウェイ1本で、しかもシロウトが厳寒期にこれるようなものではありません。
そこから見渡す光景は、このようなもの。
ここでは風を遮るものがないので、風雪が強まると
このように"風紋"という、まるで砂漠のような情景が見れるんです。
雪が砂のように飛んでいく光景は、パウダースノーでしか起こらない、まさに北海道ならではの
ものです。
それらを含めた光景を本州から来たお客様は、誰しもが感動のまなざしで見ています。
これは、寒さや雰囲気を含めて「来なければ、わからない」「写真では表現することは出来ない」
ものです。
そして、皆様こういいますよ。
「北海道の冬、てスゴイです! 感動です!」
てね。
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